お部屋探しをしていると、まだ退去前や未完成などの理由で、すぐにお部屋を見られない物件を目にすることがあると思います。魅力的な物件だとすぐに押さえたくなりますよね。
そこで登場するのが「先行申込」「先行契約」という申込方法です。
※すべての物件に使えるわけではありませんので、お部屋ごとに確認が必要になります。
先行申込とは
先行申込とは、まだ居住中などで内見できない物件について、内見をしないで申込と審査を先に進め、内見可能になってから内見し、契約するかどうかを判断できる申込方法です。
通常の入居申込の流れは、内見→申込→審査→契約となりますが、先行申込の場合は「内見」と「申込→審査」の順番が逆になり、
申込→審査→内見→契約 となります。
先行申込のメリットは、契約するかどうかは内見してから決定できることです。
いざ内見をしてみたがイメージと違った!といった場合にキャンセルができます。
もちろん費用はかかりません。
しかし、あくまで入居することが前提での制度になりますので、よく吟味してから申込をしましょう。
先行契約とは
先行契約とは、まだ内見ができないお部屋について、内見をしないで契約することです。
申込→審査→契約→(内見) という流れになります。
先行契約は、先行申込と違い、内見後のキャンセルができません。
建物の外観、竣工時のパンフレットや参考写真などを判断材料として決断しなければなりません。
万が一、”どうしてもここには住みたくない・・・”となった場合は、契約解除となります。
契約内容にもよりますが、相当の費用負担が発生しますので注意が必要です。
先行契約が向く方は、物件の内部をよく知っており”、”絶対にここに住みたい”という強い意志がある場合や会社が社員のために借りる場合でしょうか。
実際に見てみないとわからないことも正直多いため、先行契約は慎重に行った方が良いでしょう。
まとめ
魅力的な物件は内見可能になる前に申込が入ることが多いものです。
マンションだと同じ棟内に内見できるお部屋があれば参考にし、「先行申込」や「先行契約」も視野に入れてお部屋探しをしても良いかもしれません。